【ADHD】ペアレントトレーニングのやり方はどうやって学ぶ?お金はかかる?独学は可能?
ペアレントトレーニングってちょくちょく聞くけどどうやってやるの?
どこで教えてもらえるの?
どのくらいお金がかかるの?
独学できないの?
いろんな疑問が私もありました。
今日はペアレンタルトレーニングをどのようにして学ぶのかお話していきたいと思います!
- ペアレントトレーニングってなに?
- ペアレントトレーニングのやり方は独学できる?
- ペアレントトレーニングを学べる場所や費用は?
- 独学と施設で受けるペアレントトレーニングのメリット・デメリット
- 私はどの方法でペアレントトレーニングを学べばいい?
ペアレントトレーニングってなに?
ペアレントトレーニングは、家族が子どもとの適切な関係を学び、子供の困りごと(望ましくない言動など)を解消し、できるだけ互いが快適に生活しながら成長を見守れるよう支援する家族向けプログラムです。
元々は知的障害などを持つ子供や家族のために開発されたプログラムでしたが、発達に凸凹がある子、育てにくいと感じる子、定型発達の子供でも適切な関わり方がわからない家族など、子供に適した関わり方を探すヒントとしても役立ちます。
ペアレントトレーニングのやり方は独学できる?
ペアレントトレーニングに関する書籍もいくつか発売されているので、自分が読めそうなものや口コミを参考にしてみるのもいいと思います。
価格も手ごろですし、ペアレントトレーニングとして一番少ない費用と労力で学習できます。
世の中の流れをみるとこういう類の書籍はもっと増えてくるかもしれませんね。
読んで学べるADHDのペアレントトレーニング――むずかしい子にやさしい子育
- 作者: シンシアウィッタム,上林靖子,中田洋二郎,藤井和子,井澗知美,北道子
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2002/03/22
- メディア: 単行本
- 購入: 33人 クリック: 156回
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↑この本の著者は日本人ではないので一部しっくりこない部分もありますが、具体例も盛り込まれていて参考になる本だと思います。
特に未就学児を持つお子さんにオススメです。
発売は2002年とまだ世の中ではADHDが浸透していない時代の本ですが、中身については今読んでも違和感はありません。
ペアレントトレーニングに関する本の中ではかなり有名ですのでまず最初に手に取るならコチラがオススメです。
発達の気がかりな子どもの上手なほめ方しかり方 (ヒューマンケアブックス)
- 作者: 山口薫
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2010/01/19
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 8回
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↑本を読むのが苦手な人には読むのを挫折しないために、サクッと読めるこういう事例別のようなライトな本がオススメです。
私も先日読んだばかりなのですが、事例別なので、困っているところだけをかいつまんで読むこともできるので便利です。
ペアレントトレーニングとう明記はありませんが、紹介されている対応方法はペアレントトレーニングと大きな差異はないと思います。
堅苦しくなく、日々の子供の言動に応じてどういう対処が適切かがわかりやすく紹介されています。
ところどころイラストによる解説もあります。
ペアレントトレーニングを学べる場所や費用は?
本以外でもペアレントトレーニングについて学べる施設などがあります。
お住まいの地域によって実施状況は異なるので、「ペアレントトレーニング」「(お住まいの地域名)」などでまずは検索してみてください。
主な施設とおおよその費用については以下を参考にしてください。
- 行政機関(0~3000円程度)
- 大学(0~3000円程度)
- 病院やクリニック(0~5000円程度)※受診の場合は保険適用外のため全額負担
- 非営利団体(2000~10000円程度)
- 民間企業(2000~15000円程度)
- 個人(4000~15000円程度)
どこで実施するか、内容、時間、グループOR個人トレーニングか、講座か…で価格にバラつきがあります。
経済的な問題、子供とプログラムの相性、家族側の都合、トレーナーとの相性などにより適切な利用方法を考えて選びましょう。
うちは金銭、体力的な問題で本での独学に取り組んでます。
独学と施設で受けるペアレントトレーニングのメリット・デメリット
独学の場合
◆メリット
・費用がかからない
・自分の好きな時に学べる
・取り組みにあたって見ている人がいないのでプレッシャーがかからない
・いろいろな方法を自分で探れる
◆デメリット
・該当する事例を見つけられない
・相談や共有できる他者がいない
・思うとおりに実行できず、挫折したり悩みを抱え込む可能性がある
・子供に合わない方法で対応し続けてしまう可能性がある
・ママパパのどちらかだけ勉強し、片方は興味なしといった状況になる場合がある
(子供への関わり方にバラつきが出る)
施設で受ける場合
◆メリット
・相談、共有できる人がいて心強い
・状況に応じたアドバイスや指導を受けることができる
・モチベーションが保ちやすい
・パパママで取り組むことが多いため、お互いの認識を一致させやすい
・子供への関わり方をパパママ両方理解を深めていける
◆デメリット
・費用がかかると家計への負担がとても大きい
・施設(トレーナー)によって相性の合う合わないがある
・パパママで学ぶことが望ましいため、スケジュール調整が大変
・受講中などに子供の預かり先などを検討しなくてはいけない場合がある
私はどの方法でペアレントトレーニングを学べばいい?
ざっくりいうと、お金と労力はあまりかけられない人
⇒本かネットなどの情報を参考に取り組んでみる。正直コレだけでもできれば全然もうけものだと思います。
子供のためなら何でもする!という人
⇒施設で学ぶ。取り組みやすいと思うし、指導してくれる人がいるので子供への対応にバラつきが出にくくなると思います。
どちらが良いかというのは人によって違います。
お金を払えば良いサービスかと思いきや怪しい団体もいますし、無料でも為になる講座を開いているお医者さんとかもいます。
子供もパパママも辛くならない、無理をしすぎないことを前提に自分たちに合う勉強をすればいいと思います!