ジャイアンタイプの子育てサバイブ「この子1人で3人分」

児童デイサービスで「ADHD要素かなり強めですね」と御墨付きを頂いたジャイアンくんなわが子とゾンビみたいに生きる私の日常と子育て

【ADHD】ペアレントトレーニングのやり方はどうやって学ぶ?お金はかかる?独学は可能?

f:id:mori-naco:20190121020956p:plain

 

 

アレントレーニングってちょくちょく聞くけどどうやってやるの?

どこで教えてもらえるの?

どのくらいお金がかかるの?

独学できないの?

いろんな疑問が私もありました。

 

今日はペアレンタルトレーニングをどのようにして学ぶのかお話していきたいと思います!

 

 

アレントレーニングってなに?

アレントレーニングは、家族が子どもとの適切な関係を学び、子供の困りごと(望ましくない言動など)を解消し、できるだけ互いが快適に生活しながら成長を見守れるよう支援する家族向けプログラムです。

元々は知的障害などを持つ子供や家族のために開発されたプログラムでしたが、発達に凸凹がある子、育てにくいと感じる子、定型発達の子供でも適切な関わり方がわからない家族など、子供に適した関わり方を探すヒントとしても役立ちます。

 

 

アレントレーニングのやり方は独学できる?

アレントレーニングは独学も可能です。

アレントレーニングに関する書籍もいくつか発売されているので、自分が読めそうなものや口コミを参考にしてみるのもいいと思います。

価格も手ごろですし、ペアレントレーニングとして一番少ない費用と労力で学習できます。

世の中の流れをみるとこういう類の書籍はもっと増えてくるかもしれませんね。

 

読んで学べるADHDのペアレントトレーニング――むずかしい子にやさしい子育

読んで学べるADHDのペアレントトレーニング――むずかしい子にやさしい子育

 

↑この本の著者は日本人ではないので一部しっくりこない部分もありますが、具体例も盛り込まれていて参考になる本だと思います。

特に未就学児を持つお子さんにオススメです。

発売は2002年とまだ世の中ではADHDが浸透していない時代の本ですが、中身については今読んでも違和感はありません。

アレントレーニングに関する本の中ではかなり有名ですのでまず最初に手に取るならコチラがオススメです。

 

 

 

発達の気がかりな子どもの上手なほめ方しかり方 (ヒューマンケアブックス)

発達の気がかりな子どもの上手なほめ方しかり方 (ヒューマンケアブックス)

 

本を読むのが苦手な人には読むのを挫折しないために、サクッと読めるこういう事例別のようなライトな本がオススメです。

私も先日読んだばかりなのですが、事例別なので、困っているところだけをかいつまんで読むこともできるので便利です。

アレントレーニングとう明記はありませんが、紹介されている対応方法はペアレントレーニングと大きな差異はないと思います。

堅苦しくなく、日々の子供の言動に応じてどういう対処が適切かがわかりやすく紹介されています。

ところどころイラストによる解説もあります。

 

 

アレントレーニングを学べる場所や費用は?

本以外でもペアレントレーニングについて学べる施設などがあります。

お住まいの地域によって実施状況は異なるので、「ペアレントレーニング」「(お住まいの地域名)」などでまずは検索してみてください。

 

主な施設とおおよその費用については以下を参考にしてください。

 

  • 行政機関(0~3000円程度)
  • 大学(0~3000円程度)
  • 病院やクリニック(0~5000円程度)※受診の場合は保険適用外のため全額負担
  • 非営利団体(2000~10000円程度)
  • 民間企業(2000~15000円程度)
  • 個人(4000~15000円程度)

 

どこで実施するか、内容、時間、グループOR個人トレーニングか、講座か…で価格にバラつきがあります。

 

経済的な問題、子供とプログラムの相性、家族側の都合、トレーナーとの相性などにより適切な利用方法を考えて選びましょう。

 

うちは金銭、体力的な問題で本での独学に取り組んでます。

 

 

独学と施設で受けるペアレントレーニングのメリット・デメリット

独学の場合

◆メリット

・費用がかからない

・自分の好きな時に学べる

・取り組みにあたって見ている人がいないのでプレッシャーがかからない

・いろいろな方法を自分で探れる

◆デメリット

・該当する事例を見つけられない

・相談や共有できる他者がいない

・思うとおりに実行できず、挫折したり悩みを抱え込む可能性がある

・子供に合わない方法で対応し続けてしまう可能性がある

・ママパパのどちらかだけ勉強し、片方は興味なしといった状況になる場合がある

(子供への関わり方にバラつきが出る)

 

施設で受ける場合

◆メリット

・相談、共有できる人がいて心強い

・状況に応じたアドバイスや指導を受けることができる

・モチベーションが保ちやすい

・パパママで取り組むことが多いため、お互いの認識を一致させやすい

・子供への関わり方をパパママ両方理解を深めていける

 

◆デメリット

・費用がかかると家計への負担がとても大きい

・施設(トレーナー)によって相性の合う合わないがある

・パパママで学ぶことが望ましいため、スケジュール調整が大変

・受講中などに子供の預かり先などを検討しなくてはいけない場合がある

 

私はどの方法でペアレントレーニングを学べばいい?

 

ざっくりいうと、お金と労力はあまりかけられない人

⇒本かネットなどの情報を参考に取り組んでみる。正直コレだけでもできれば全然もうけものだと思います。

 

子供のためなら何でもする!という人

⇒施設で学ぶ。取り組みやすいと思うし、指導してくれる人がいるので子供への対応にバラつきが出にくくなると思います。

 

どちらが良いかというのは人によって違います。

お金を払えば良いサービスかと思いきや怪しい団体もいますし、無料でも為になる講座を開いているお医者さんとかもいます。

 

子供もパパママも辛くならない、無理をしすぎないことを前提に自分たちに合う勉強をすればいいと思います!