ジャイアンタイプの子育てサバイブ「この子1人で3人分」

児童デイサービスで「ADHD要素かなり強めですね」と御墨付きを頂いたジャイアンくんなわが子とゾンビみたいに生きる私の日常と子育て

ペアレントトレーニング初日から効果が出る理由とは?

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どうも。

もりこです。

 

今日はペアトレ初日から効果がでたうちのケースから、「初日から効果が出た理由」について書いてみたいと思います。

 

※ペアレントレーニングについて知りたい方はコチラをご参考に。

 

 

 

アレントレーニングで得られる効果とは何か?

ペアトレで得られる効果はざっくりというとこんなものがあげられます。

 

  • 一日中怒鳴ることがなくなる
  • 手を上げることがなくなる
  • 子供が癇癪やキレる回数が格段にへる
  • 子供が自発的に行動するようになる
  • 子供が素直になる
  • 一日の活動やスケジュールが円滑に進む
  • 子供の笑顔が増える
  • 家族の笑顔が増える
  • 子供の自尊心や安心感が守られる
  • 信頼関係が構築される

と、かなりメリット多めです。

 

 

アレントレーニングは簡単に取り入れられるのか?

パパママ(または育児にかかわる人)がまずコンディションを整えておく必要はあると思います。

というのも、やること自体は難しいことではないのですが、結構な観察力と対応能力が求められるからです

 

例えばお水をこぼしたとき、パパママが睡眠不足、体が疲れてて、やることもいっぱいだとどうしてもイラっとした感じが子供に伝わります。

表情や声のトーン、どんな一言を漏らすか、どんな掛け声をするか…そういうところもある程度自分で管理しなくてはいけません。

 

育児を行う上ではもちろん当たり前のことですが、例えばお子さんがたくさんいるとか、仕事してるとか、子供の育てにくさにエネルギーを消耗しっぱなしで育児に対して心を閉ざしかけているような状況だと結構難しいと思います。

 

だから一つだけ私から言えるアドバイスを…。

とにかく、子供と一緒に寝て起きよう!!!!(8時間~12時間くらい)

寝られるだけ寝よう。

2日くらい疲れて寝落ちしたフリでもいいからとにかく寝る!

 

そんな単純なことで翌日のパワーが全然違います。

家事なんか大人なんだから、家族なんだから起きてるほうがやる!

仕事してようが関係ありません。

子供がいる以上、パパママが親なのであって、給料が多いから、生活費あげてるから関係なく、家族として家事や育児、将来設計をする義務があります。

それしかないと思うのです。

もしお金に余裕があるなら、一時保育、外注で家事をお願いする。

甘えられる人がいるなら、子供を見てもらう。家事を助けてもらう。

それでもOKです。

 

体力の確保(エネルギーと精神的余裕)がこれからペアレントレーニングやろうとしている人に一番大事にしてほしいことです。

 

 

ペアトレ初日から私が感じた効果とは?

私の経験上で言うなら以下の理由が思いつきます

  • 基本怒られないから話をきちんと聞ける
  • お話を聞いてくれるから余計に怒らないで済む
  • 怒らないから「機嫌が悪くなる」回数が減る
  • 「機嫌が悪くない」から親にイライラがうつらない
  • 親がイライラしないから子供もイライラしない
  • 気持ちが安定し楽しいからいろんなことに挑戦できる
  • 挑戦すると成功することもあるので褒められる回数が増える
  • 成功体験が増えると自信がつくからより積極的な行動にでる
  • 子供の積極的な言動が親の自信や安心につながる
  • 怒らないことで子供の自己肯定感や自尊心を大切にできる
  • 怒らないことで親の罪悪感や自信喪失を回避できる
  • 基本的に冷静に対応するので、別の対応も思い浮かびやすい

 

今までの毎日は負の連鎖が多かったですが、ペアトレを始めると正の連鎖が増えます

 

1日中脳みそはフル回転なので、頭の疲労感は怒っていた毎日ととは変わりませんが、心のズドーンとくる疲労感は体感だと80パーセントは減るので、「明日が来るのがイヤ」というところまで病むことも減りました。

 

 

なぜ「初日」から効果を出せたのか?

これについては自分で思うことなんですけど…

「子供が求めていた度合い」×「信頼関係」=ペアトレの効果

なんじゃないかと思います。

※もちろん、子供自身がどの程度頭や心で理解できるかといった度合いにもよります。

 

子供がもっと自分を認めてほしい、自分をそのまま受け入れてほしいと思っている度合いに応じて、この効果がでるのは早いのでないかと思うんです。

 

 

信頼関係については、今まで子供が望む対応をしてきたか(必要な時に寄り添えたか)、どれくらい受け入れてきたか、自分の対応をどのくらい納得できてるかとかによって違うかなと思います…。

 

うちの場合は、とにかく最初は質でした。

それはもう初めての子だったので丁寧に、丁寧に。

(夫さんは私の世話のあまりの雑さによく驚いて怒っていたけれど、子供とのかかわり方は丁寧だったと言っていたな…)

 

手がつけられないってなってからは時間という量で勝負。

顔も見たくないテンションの日も、お互いガルガルしてる日も、とにかく一緒に過ごす…。

これもなんだかんだ一緒の辛い時を乗り越えたというある種戦友のような感覚で、信頼感を生んでるのかも?と思います。

 

今までの子育ては間違いだったのか?

 

基本的には子育てに間違いはないと思います。

 

叩くことがあれど、怒鳴ることがあれど、子供への「愛情」「期待」「願い」が底の根底にはあったはずですから。

(私が言うのもなんですが…推奨はしませんよ!!!!)

 

人によってはこういう言葉を「自分の都合のいいように解釈してるだけ」というでしょう。

 

はい、そうですよ!

 

でも自分の都合のいいように解釈したほうが幸せになれます。

そして「他人のネガティブな意見」程自分を不幸にするものはありませんw

できるだけスルーしていきたいところです。

 

 

この子の子育てで感じてきた愛情も、憎しみも、孤独も、人には言えないような怖ろしい感情も、それを何とか乗り越えてきた過程も、私以外の人にはわかりません。

子供も私も双方が双方の影響を大きくうけて、大きく揺さぶられるなかでなんとか生きてきました。

 

その過程だったからこそ生まれた反省、気づき、問題点、改善点、成長があったんです。

 

 

まだ今はその過程の途中でしかないのが辛いところですが、これからもきっと少しずつは前進するんだろうなと思います。

 

だから、私がやった悪いコト、息子がやった悪いコトも全てに意味があると(無理矢理でも)思うようにしてます。

 

 

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